合氣道唯心会世界総本部 aikidoyuishinkai-honbu

ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 

合氣道唯心会について「武道」とは何でしょう。

 

今から約五百年前、日本の戦国時代がようやく終わりを告げようとする時、時の徳川将軍指南役である柳生但馬守(やぎゅうたじまのかみ)に対し、禅師沢庵宗彭(たくあんしゅうほう)が与えた書に、有名な「不動智神妙録(ふどうちしんみょうろく)」があります。

この書に付随するものとして、「太阿記(たいあき)」がありますが、その書き出しは「蓋(けだ)し兵法者(へいほうしゃ)は勝負を争わず、強弱に拘(かか)わらず云々」とあります。

これは武士たる者は、勝ち負けを競うことなく、仂(はたら)きの強い弱いにかかわらずという意味です。

 

すなわち、「武道」とは「人が人として生きるには、どうすべきか、どうあるべきか」を問うものであり、勝ち負けを競うことではないと考えます。

 

合氣道唯心会は、人が人としてどうあるべきかを、型と技を通して知ることを目指します。まず、その目的とすることは「調和」、「愛」、「光」、そして「絶対に不動の自分」です。それには、完全な脱力から、上、中、下丹田を意識して使うことを稽古します。

 

「脱力(リラックス)と調和」なくして真の技は使えません。

「百聞は一見に如(し)かず、百見は一触に如かず、百触は一悟に如かず」と申します。

 機会がありましたら、ぜひ私達と一緒にお稽古を致しましょう。


お知らせ

 此の度、令和五年二月十二日付を以って、千葉県及び福岡県支部長の田添祥雄氏が、丸山維敏会主の命により、合氣道唯心会日本の師範部長及び会主補佐の役に着任致しましたことをお知らせ致します。